消防士のゲン担ぎ~同僚たちの不思議な生態系~

消防士の仕事だけでは無いかもしれないですが、
私の周りでは仕事のゲン担ぎを大事にしている人が結構が多いです。

初めて機関員になった時、毎朝消防車を拭いていました。
色々な人が変わり番で乗る車なので、傷や凹みが無いかチェックも兼ねてます。
その時、機関員の大ベテランの先輩から言われた何気ない一言が私のゲン担ぎになりました。

「車両をちゃんと拭いといてやると、いざと言う時に車が自分を護ってくれるぞ」

非科学的な話かもしれませんが、その言葉にもの凄い重みを感じたのです。
だから今でも毎朝丁寧に車を拭くようにしています。

一流のスポーツ選手でも道具を大事に扱う方は多いです。
まぁ…そうでもない選手もいますが、僕は大事にしていきたいと思っています。

その甲斐あってかは分からないですが、おかげ様でまだ事故は起こしたことはありません。

さて、メインのお話は同僚の験担ぎについて。

①昔お世話になった上司の、変な験担ぎの話。
その上司は絶対に微糖コーヒーを飲まない。

よく、上司が小銭をくれて飲み物を奢ってくれる。
自分の分と一緒に上司の飲み物を買ったわけですが…
ホットの微糖コーヒーを手渡した時、もの凄い剣幕で怒られたのです。

「なんて事するんだ」
「俺は絶対に微糖は飲まないんだ!」

もの凄い剣幕だったので、勢いに押されてよく分からないままスミマセンと謝りました。

謝りましたよ。

謝りましたけれども。

腑に落ちない。

全然腑に落ちない。

なので、改めて謝りに行く時に理由を聞いてみました。

「すいません、勉強不足で微糖を買ってしまいました」
「(上司)さんは微糖苦手なんですか?」

すると、上司は静かにこう言った。

「俺が微糖を飲むと火災出場するんだ」
「今までも何度も出場したからもう飲まないって決めてたんだ」
「次から気をつけろよ」

「はい。すいませんでした!(腑に落ちない)」

②トイレは入り口から二番目の小便器で使わないと気が済まない先輩。
自分が入り口から二番目の小便器で用をしてるとスッと後ろに立ってくる。
隣の便器空いているのに…

ナゾ過ぎるし、気味が悪い。

理由を聞くと、入り口から二番目の小便器を使ったあとパチンコいったら大勝ちしたらしい。
それからずっとその小便器を使うそうだ。

③迷彩ブリーフの同期
極め付けのゲン担ぎは、迷彩のブリーフパンツを履く同期。
仕事の日は迷彩のブリーフパンツを履いてくる。
これが無いと仕事したくないらしい。

朝寝坊して遅刻ギリギリで職場に来た時、パンツの替えを忘れたと慌てていた。
その慌てふためく姿と気分の落ち込み様たるや…見苦しかったです。
いい年した社会人がパンツであんなにも乱れるなんて。

しかも、その後彼女に迷彩パンツを職場に持ってこさせてました。
もはや恐怖である。彼女含めて。

最近思う。
もしかして、消防士っておかしいのかな…